平成24年1月10日

気仙沼市長 菅原 茂 殿

 

 

宮城県議会議員 境 恒春
 
住所:気仙沼市三日町1-2-26

TEL&FAX 0226-23-9071

 

状(再質問)

前略 

私は、平成23年12月27日付、公開質問状を送付し、市長より回答を受理した。しかし、質問に対して誤認に基づく回答及び不十分な回答が確認された。もう一度、時系列を確認しつつ回答を求める。

 

1) 県議会議員選挙初当選後、11月に副市長と会い、ブログの書き込みについて話をしたことを認める(この会話の存在については前回公開質問状により市長も認めるものである)。

2) 市長の選任した気仙沼市副市長の加藤慶太氏は、12月22日開催の第42回気仙沼市議会定例会において、私のブログ(平成23年11月2日http://sakai-blog.jugem.jp/)の書き込みについて、県議になって会った際の話として答弁を行った。

 

3) 翌日、12月23日付、三陸新報の記事でも副市長の答弁が掲載された。この記事について市長には、内容に間違いがないことを確認した。

 

私が公開質問状を送付するに至る経緯として、副市長が行った、市議会(12月22日開催)での答弁は、議会での公式の答弁という非常に重く、市民の関心の高い場での発言にしては、答弁の整合性について問題があり、会話の内容偽造の疑いも感じられるからである。

私は、県議会議員選挙初当選後、11月に副市長と会い、ブログの書き込みについて話をしたことを認める(この会話の存在については前回公開質問状により市長も認めるものである)。

しかし、市長は副市長の答弁内容について、私と副市長の会話については、公務外出中であったが、やりとりについては副市長から報告を受けており、会話内容については確認を取っているとしている。

ここで、重要な問題点が市長は抜け落ちている。以下指摘させていただく。

   まず、自分の選任した副市長の報告を信頼するのは良いが、市長が出席していないのにも関わらず、副市長が独断で議会答弁の根拠とし、答弁するのはいかがなものか。

   次に、答弁を行った市議会一般会計予算審査特別委員会は、質問事項事前通告制となっていない。このことからも、市長、副市長及び部課長等出席職員が即時に適宜答弁するものである。このような、緊迫感ある場で、副市長が独断で、一方的に私への会話の確認をせず、私との会話を根拠に答弁することは、答弁として配慮を欠いている。間違いがあったらどうするつもりか。

   さらに、副市長が答弁をし、副市長の報告が議会での答弁とその内容に齟齬はないので問題はないとする市長の主張には、自分が選任した副市長が会話内容の偽造をするはずがないとする性善説に立っており、冷静な確認作業という本来の議会答弁における手順すら市長、副市長ともに欠いていると言わざるを得ない。まして、質問事項事前通告制となっていないなら、副市長は答弁に慎重にも慎重を重ねなければならない。市長の管理者責任とともに、市長及び副市長の議会軽視が明るみになった。

   最後に、12月22日開催の第42回気仙沼市議会定例会において副市長の答弁に先立って、小野寺和人市民生活部長が私のブログの内容について、がれき撤去の発注はガラス張りといっていいと答弁したことについて、市長は、「具体的にお示しください」と回答した。

   具体的に市長へ示すので、1月23日(月)に私、及び疑問を抱いている方々との会談の場を設けることを提案する。市長自ら、「具体的にお示しください」と回答したのであるから、会談を拒否したり、スケージュルの都合がつかない等の回答はないと考える。また、「ガラス張り」の名誉の為にも、公開が必要であり、マスコミへの公開及び市民の傍聴も認めるべきと考える。むろん、市長も公開会談については賛同があるはずである。

以上のことから、市長の回答を誠意ある内容と認められず、再度、回答を求め公開質問状を提出する。公開質問状への回答は文書で、平成24年1月16日迄(必着)とする。市長の誠意ある回答を求める。

 

 

1、  気仙沼市副市長の加藤慶太氏は、12月22日開催の第42回気仙沼市議会定例会において、「ブログの書き込みは県議になる前で、県議になって会った際、自分の考えでなく、聞いたことをそのまま載せたと話していた。無用な混乱を招かないようにしてほしいと話した」と答えた。翌日12月23日付け、三陸新報でも答弁が掲載された。

 

(1) 前回の公開質問状の回答では、12月24日の会話を答弁の根拠とすると回答した、市長の質問に対する誤認があった。私が聞きたかったのは、市長も認めている、11月の県議会選挙後に私が市役所を訪れ、副市長と会って会話したことを答弁の根拠としていることについてである。

再度、質問する。11月の県議会選挙後に私が市役所を訪れ、副市長と会って会話したことについて、自分の選任した副市長の報告を信頼するのは良いが、市長が出席していないのにも関わらず、議会答弁の根拠とするのはいかがなものか。

 

(2) 答弁を行った市議会一般会計予算審査特別委員会は、質問事項事前通告制となっていない。このことからも、市長、副市長及び部課長等出席職員が即時に適

宜答弁するものである。このような、緊迫感ある場で、副市長が独断で、一方的

に私への会話の確認をせず、私との会話を根拠に答弁することは、答弁として配

慮を欠いており、議会軽視である。間違いがあったらどうするつもりか。市長は、どのように考えるのか。回答を求める。

 

(3) 副市長が答弁をし、副市長の報告が議会での答弁とその内容に齟齬はないので問題はないとする市長の主張には、自分が選任した副市長が会話内容の偽造をするはずがないとする性善説に立っており、冷静な確認作業という本来の議会答弁における手順すら市長、副市長ともに欠いていると言わざるを得ない。まして、質問事項事前通告制となっていないなら、副市長は答弁には慎重にも慎重を重ねなければならない。市長は反省すべき点はなかったのか、回答を求める。

 

(4) 市長は、私の11月2日のブログには、「いろいろな業者の方々からお話を聞かせていただいておりますが」とあり、副市長答弁の記事「自分の考えでなく、聞いたことをそのまま載せた」と符合しており答弁内容との齟齬はなくかつ再度副市長にも確認もしており、訂正の必要はないと考えていると回答した。

 そこで、再度、質問する前に私の11月2日のブログ全文を以下に示し、質問する。

2011.11.02 Wednesday

   気仙沼の利権構造改革

今日は、仙台より、みんなの党の関係者の方々、登米市からは元町議会議員の方に、応援に来ていただいています。

遠方より、ありがとうございます。

また、気仙沼市内でいろいろな業者の方々からお話しを聞かせていただいておりますが、地元建設業者の談合により、一部の権力者に利益が集中し、なかなか気仙沼市の復旧・復興が進んでいない現状に頭を抱えているようです。

先日、渡辺喜美代表に気仙沼に来ていただいた時にも、その件についてお話しをさせていただき、TVタックル等でも取り上げていただきましたが、なかなか改善されません。

旧態依然とした気仙沼の体質改善が必要です。

 

     以上が、ブログの全文である。私は、前日の11月1日にも千厩の仮設住宅や室根の仮設住宅で街頭演説をし、被災者や市民の声を直に受けることを信条としている。「いろいろな業者の方々からお話」以外にも「被災者の方々からのお話」や「市民の方々からのお話」も聞かせていただいており、今回に限ったことではないため「また(何度も)」と前置詞をつけて、ブログに載せた。

     そこで、市長は、「いろいろな業者の方々からお話を聞かせていただいておりますが」との私のブログの内容をもって、「自分の考えでなく、聞いたことをそのまま載せた」と結び付けている。

     なぜ、「いろいろな業者の方々からお話を聞かせていただいておりますが」=「自分の考えでなく、聞いたことをそのまま載せた」と結びつくのか理解に苦しむ

市長は、「いろいろな業者の方々からお話を聞かせていただいておりますが」=「聞いたことをそのまま載せた」と主張しているが、私としては、「いろいろな業者の方々からお話を聞かせていただいておりますが」=「いろいろな方々からお話を聞かせていただき、勉強をさせてもらっている」の意味を持って話しているのであって、確認もなく「いろいろな業者の方々からお話を聞かせていただいておりますが」=「聞いたことをそのまま載せた」と主張されるのは甚だ心外である。

さらに、「自分の考えでなく」と結び付けることは困難であるし、結びつくとすれば意図的なことが感じられる。

     政治とは、対話であるし、人と人とのキャッチボールである。市長は、私が会話の偽造を指摘したのにも関わらず、否定し、自分に都合の良い「言葉狩り」でもって正当化するのは、配慮に欠ける。反省すべき点はないのか、回答を求める。

 

(5) 11月の県議会選挙後に私が市役所を訪れ、副市長と会って、会話したことについて、副市長が「無用の混乱を招かないようにしてほしい」と述べたと回答したが、そのような会話をした事実はない。再度申し上げる。訂正の必要はないのか、回答を求める。

 

(6) 11月の県議会選挙後に私が市役所を訪れ、副市長と会って、会話したことについて、「県議になって会った際、自分の考えでなく、聞いたことをそのまま載せたと話していた。」とする副市長の答弁であるが、再度申し上げる。そのような内容ではなく、「市内の建設業者が談合し、がれき撤去をしていることに対して、私へ苦情が多く寄せられる。私は、クリーンな気仙沼の復興を目指しており、そのような談合に対して苦言を呈す為にもブログへ書き込んだ」と話した。むろん自分の考えでブログへ掲載した。その際、副市長は「気仙沼で談合は存在しませんから。」と私に答えるにとどまった。答弁内容と食い違うが、訂正の必要はないのか、回答を求める。

 

(7) 11月2日付、ブログ内容の、「いろいろな業者の方々からお話を聞かせていただいておりますが」とあり、副市長答弁の記事「自分の考えでなく、聞いたことをそのまま載せた」と符合しており答弁内容との齟齬はないとする、市長の考えであるが、(4)でも指摘したとおり、市長は、自分に都合の良い「言葉狩り」でもって正当化している。このように、根拠性の乏しい材料でもって副市長の会話報告のみを採用し、私の反論に一切耳を傾けない姿勢を正していただきたい。また、市議会での公式の答弁という非常に重く、市民の関心の高い場での発言をした事実、管理者責任がある市長はどのように考え、どのように責任を取るのか。責任の取り方について回答を求める。

 

(8) 副市長の答弁内容に間違いがあった場合。議会の場での答弁という重大な事案からも、公人としての私への確認なき答弁からも、十分に懲戒の対象となると考えるが、市長はどのように考えるか、回答を求める。

 

(9) 副市長の答弁内容に間違いがあった場合。三陸新報に答弁が掲載された事実からも、三陸新報への謝罪広告を求めるが、市長は、どのように考えるか、回答を求める。

 

 

2、  12月22日開催の第42回気仙沼市議会定例会において副市長の答弁に先立っ て、小野寺和人市民生活部長が私のブログの内容について、がれき撤去の発注はガラス張りといっていいと答弁した。

    そこで、確認したい。まず、がれきの撤去作業について、特に、問題事例として、 ダンプカー等の月々の高額の借り上げに関し、利権化し、作業を(意図的に)ゆっくりやっている疑いがあるという声が私の元へ上がってきている。
 次に、色々と片付けをやるときも、役所の縄張り(県や市、国など)毎に片付けしていくこともあるため、場所が近くてもわざわざ2回片付けに行く必要があるなど、手間がかかるとの声も上がってきている。

さらに、役所が他地域からのボランティアや業者などの受け入れに対し動きが鈍い。色々と民間ベースで提案しても、市役所が認めてくれないとのボランティアからの苦情も寄せられている。

 

(1) 12月22日開催の第42回気仙沼市議会定例会において副市長の答弁に先立って、小野寺和人市民生活部長が私のブログの内容について、がれき撤去の発注はガラス張りといっていいと答弁したことについて、市長は、「具体的にお示しください」と回答した。

具体的に市長へ示すので、1月23日(月)に私、及び疑問を抱いている方々との会談の場を設けることを提案する。市長の回答を求める。

 

(2) 疑惑があがっている、「ガラス張り」の名誉の為にも、1月23日(月)に私、及び問題を抱いている方々との会談は、マスコミへの公開及び市民の傍聴も認めるべきと考える。市長の回答を求める。

 

(3) 市長は、「特殊な処理を必要とするもの」、「早く片付けないと危険なもの」、「一刻も早く仕事を再開したいなどの方」に対応するため、市に土木・建設の指名登録をしていた業者に呼びかけ「気仙沼災害廃棄物処理協議会」を組織したと回答した。

今回、会談へは、参加できないが「気仙沼災害廃棄物処理協議会」82社の中からも不満の声が私に寄せられた。以下、示したい。

 

@    朝日町のがれき処理では、重機等の月々の高額の借り上げに関し、2〜3社の特定業者が1日20万〜30万の借り上げ料で利益を得ていることに対し「気仙沼災害廃棄物処理協議会」82社の中からも不満があがっている。

 

A    気仙沼市魚市場近辺のかさ上げ等の発注工事に関して、1億円近くの工事代金が特定の業者に集中した。

 

B    旧本吉町では、建設業者でつくる団体との災害協定を結んでおり今回の震災では、災害協定が生かされた。しかし、気仙沼市としては建設業者との災害協定が存在せず、混乱を招いたと指摘している。

 

     以上の不満の声に対して、市長は、どのように考えるか、回答を求める。

 

 (4) 市民に誤解等が生じないためにも、そのまま公開質問状及び回答を私のブログ・ホームページへ公開した。「ガラス張り」の名誉の為にも、公平性を保つためにも、相互の公開が必要と考える。

     そこで、「ガラス張り」というのであれば、気仙沼市のホームページ上でもそのまま公開質問状及び回答、再公開質問状、回答と、公開の必要がある。市長は、気仙沼市のホームページ上でも公開するのか、回答を求める。

以上